エコエネルギー研究所に多く寄せられる質問とその回答を掲載しています。
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余った電気は売ることができるって本当?
売ることができます。
昼間に電気を発電し、家庭で使って余った分を電力会社に売ることができます(売電)。買い取り単価は、電力会社に支払っている電気代とほぼ同じ価格です。
夜や曇りの日は発電することができないので、電力会社から電気を買って使います(買電)。
電気の売り買いは自動的に行われるので、面倒なことは何もありません。専用のモニターを見ながら一日にどれくらい発電をし、どのくらい売電したのかが一目でわかるようになっています。
売った電力は指定した口座に毎月振り込まれます。「売電での収入が楽しみで、節電に励んでいる」というユーザーの声もたくさん聞かれます。
※電気を売り買いするには、電力会社との契約が別途必要です。
曇りや雨の日は、電気が使えなくなりますか?
電気はいつでも使えます。
太陽が出ていれば発電しますが、曇るとあまり発電できなくなります。そういった時は、不足分の電気を
電力会社から買って使います。
ですから、曇っていても雨が降っていても、電気が使えなくなることはありません。
ソーラー設置に補助金がでると聞きましたが?
国や地方自治体によって様々な支援制度があります。
地方自治体(都・県・市・町・村など)が独自に行っている補助金交付制度や、無利子融資などの補助制度、住宅金融支援機構の割増融資制度などです。
詳しくはお住まいの地域の自治体や販売店にお問い合わせください。
停電時にも、電気は使えるのですか?
自立運転機能が付いているパワーコンディショナであれば、系統連系と自立運転が自動的に切り替わります。自立運転機能付きパワーコンディショナを使っていれば、昼間天気が良ければある程度の電気を使用することができます。
商用電源側が停電すると系統連系が停止し、自動的に自立運転に切り替わります。停電が復旧すると、自動的に系統連系運転に復帰します。
※系統連系運転とは、太陽電池で発電した電気を電力会社の電気とつなぎ、両方の電気を使えるようになります。
また、蓄電池を併用すれば、万一災害などで停電した場合でも使用することができます。
南面以外の屋根にも設置できますか?
東面や西面の屋根面へも設置できます。
太陽電池モジュールは、真南面で傾斜角約30°の時が最も積算発電電力量が大きくなりますが※、東西それぞれ45°の方位で約5%、真東・真西でも約15%しか低下しません。ただし、北面の場合積算発電電力量は大きく低下しますのでお勧めできません。
※設置する地域によって異なります。
どんな屋根にも設置できますか?
多くの種類の屋根や材質に対応できます。
屋根の上にモジュールを設置する面積が十分であれば、ほとんどの屋根で設置することが可能です。
新築・既築問わず様々な住宅にも設置することができます。
(築年数や屋根の形状・屋根材等によっては設置できない場合があります。)
メンテナンスや点検は必要?
太陽光発電システムは、ほとんどメンテナンスの必要はありませんが、電気設備としての点検は必要になります。
どんなところに設置できる?
一般世帯の戸建て住宅・マンションはもちろん、公共施設からオフィスビル、工場、交通関連施設まで、さまざまな場所に設置できます。
太陽光発電システムは、建物の屋根や屋上、壁面、庭、ベランダ、バルコニーあるいは遊休地など、太陽の光が当たるところなら、基本的にどこでも設置可能です。
また、太陽電池はその規模に関係なく発電効率が一定なので、数ワットから数千キロワットまで、自由に発電規模を選ぶことができます。
設置する時、届け出の必要がある?
出力規模によって、必要な法手続きが異なります。
太陽光発電は発電システムなので、「電気事業法」によって規制されています。
必要となる手続きは、電気工作物の種類および設備の出力規模によって異なります。
例えば、低圧連系の20kW未満や独立電源システムの20kW未満であれば、一般用電気工作物に該当するので、届け出は不要です。
一方、出力規模が20kW以上500kW未満の場合は自家用電気工作物となり、経済産業局に保安規定を届け出る必要があります。さらに、500kW以上1000kW未満の場合には、工事計画の届け出や使用前安全管理審査も必要となります。